流涙症になってしまった時に知っておくべきこと

流涙症と呼ばれる涙やけは目と鼻との長さが短いトイプードルやマルチーズといった小型犬に多く見られる症状です。

流涙症は大きく2つに分類されて治療方法もそれぞれ異なってきます。1つ目は涙腺から出た涙が涙管の詰まりによって鼻を抜けて喉へ流せなくなることで起こります。

2つ目は目の炎症によって涙が過剰に分泌されることによって起こる場合もあります。2つ目の流涙症は2次的に起こるケースがあるという特徴を持ちます。

次では流涙症の治療方法について説明していきます。

●流涙症の治療方法

・涙管の詰まりの治療方法

涙管の詰まりについては涙管の詰まりを通す必要があるため麻酔をかけて鼻涙管などの涙管を水圧による洗浄治療を施します。

症状が軽ければすぐに治りますが定期的に何度も繰り返し洗浄しないと治らない場合もあります。なお、生まれつき涙管が閉じてしまっている先天性の場合は手術によって管を通すことが必要になることもあります。

・涙の過剰分泌の治療方法

結膜炎や角膜炎といった疾患が見られる場合の治療方法は症状によって炎症を抑える点眼薬や感染の予防を目的とした抗生物質の点眼薬などで治療していきます。

以上が流涙症の治療方法になります。

いずれにしても流涙症においては早く見つかったほうが治療も軽く済みますので愛犬のことが心配でしたらすぐに動物病院で診てもらうことが最善と言えます。

●流涙症の原因について

流涙症を発症させる涙管の詰まりの原因は先天性の生まれつきの場合を除くとほとんどが普段から与えているドッグフードが起因しています。ドッグフードが及ぼす涙管が詰まる原因は主に以下の3つです。

■涙管が詰まる主な3つの原因

1,お肉
お肉が主原料としたドッグフードは良いとされていますが中には品質の悪い肉を使う粗悪なフードもあります。お肉の品質が悪いと摂取できるたんぱく質が分解しきれないため老廃物を産出して涙管を詰まらせてしまいます。

2,穀物
穀物は犬が消化を不得意としているので老廃物を生みやすい原材料とされています。穀物は原価が安くて大量生産に向いている原材料なので格安のドッグフードに多用されている傾向にあります。

また、高級ドッグフードだとしてもナチュラルさを謳ったフードの場合だと有機穀物が使われるケースは多いため値段だけで良いと決め付けるのは危険です。

3,人工添加物
人工添加物は不純物として体内に蓄積しやすい性質を持っているので涙管の詰まりを起こしやすくなります。

次は流涙症の予防法についてです。

●流涙症の予防法

前途でお伝えした涙管の詰まりの原因となる3つの要素が含まれていないドッグフードを選ぶことが適切な流涙症の予防法と言えます。そのためにはドッグフードのパッケージに明記されている原材料表記を必ずチェックすることが重要です。

原材料表記のどこを見ればいいのかを次から解説していきます。

■原材料表記を見るポイント

・お肉
チキンラム肉、ビーフという明確な名称ではなく家畜、ビーフパウダー、チキンミール、類、ほか、といった曖昧な表現で書かれている場合は注意が必要です。一見良さそうに思えても一般的に私たちが口にするチキンやビーフが使われていることはほとんどと言っていいほど使われていません。

また、動物性油脂と明記されている場合も危険で脂はドッグフードを固める時に使われますが鶏油という感じで由来がわかるものを選ぶようにしてください。

・穀物
コーン、小麦、米といった穀物はほとんどのドッグフードに多用されているので明記されていたら避けてください。

・人工添加物
人工添加物を使ったほうが保存が効いて配合も簡単になって原価も安くなるので買い手側としてはメリットは大きいですが食べるワンちゃんにとっては危険以外何もありません。香料、着色料、甘味料、保存料、酸化防止剤と書かれているドッグフードは避けるようにしてください。

●最後に

ここまで流涙症の治療方法と原因、予防法についてお伝えしました。

流涙症で苦しんでいるワンちゃんは多いので適切な治療方法というのはすでに確立されています。予防法についても同じことが言えるのですぐにでも実践してみてください。

最終手段として手術が必要になるかもしれませんが多くは今回ご紹介した予防法で治りますよ。

愛犬のためにも今すぐどうするか決断して1日も早く健康を取り戻してあげてください。